Tokyo Electron
CLEAN TRACK LITHIUS Pro DICE
High-NA EUV 時代のトラックで、欠陥、薬液、スループットが同時に制約条件になることを確認しやすい公式発表です。
公式発表を確認最新装置の主論点は「より細かく作る」だけではなく、「GAA、新配線金属、High-NA EUV、3D NAND 高層化」を量産で成立させること にあります。
2026-04-20時点。
このページでは、TEL、Applied Materials、Lam Research の公開一次情報で確認できた 比較的新しい発表 と 現在の主要論点を代表する装置 を並べます。
網羅リストではなく、いま何が重要かを整理する装置リスト として使ってください。
Tokyo Electron
High-NA EUV 時代のトラックで、欠陥、薬液、スループットが同時に制約条件になることを確認しやすい公式発表です。
公式発表を確認Tokyo Electron
TEL のコータ/デベロッパ系を製品群として確認しやすいページです。ニュース単体ではなく、対象工程と装置群の全体像を確認したいときに向いています。
公式ページApplied Materials
Cu barrier / seed の代表例です。配線工程でどの層をどの装置で成膜するのかを対応づけやすいページです。
公式ページApplied Materials
Viva、Sym3 Z Magnum、Spectral などをまとめて確認するなら、この公式発表が最も把握しやすいページです。
公式発表を確認| 会社 | 装置 / 技術 | 公開日 | 何を解くか | ここが重要 |
|---|---|---|---|---|
| TEL | CLEAN TRACK LITHIUS Pro DICE | 2025-12-15 | High-NA EUV / DUV 向けの欠陥低減と生産性向上 | 旧機種比で defect を 50%以上、productive/environmental performance を 25%以上改善と公表 |
| TEL | Episode 1 | 2025-02-26 IR Day | 酸化膜除去後に金属を成膜し、コンタクト抵抗を下げる | GAA 世代の接触抵抗対策に対応する棚 |
| TEL | Episode 2 (開発中) | 2025-02-26 IR Day | DMR / QMR による BEOL の via resistance と配線間容量の低減 | BEOL 抵抗・容量の先回り提案 |
| Applied Materials | Viva | 2026-02-10 | GAA nanosheet 表面を pure radical treatment で平滑化 | ナノシート表面品質を直接いじるのが新しい |
| Applied Materials | Sym3 Z Magnum | 2026-02-10 | conductor etch の 3D trench profile を angstrom レベルで制御 | nanosheet の均一性と性能に直結 |
| Applied Materials | Spectral ALD | 2026-02-10 | W から Mo への contact metal 切替 | トランジスタと銅配線の間の抵抗低減を狙う |
| Applied Materials | Sculpta + Pioneer | 2024-02-27 | EUV / High-NA EUV 時代のパターニング密度向上 | 露光装置だけでは寸法制御を完結できない ことを示す装置群 |
| Lam Research | ALTUS Halo | 2025-02-19 | molybdenum ALD による新メタライゼーション | Wの次 の金属実装を量産に近づける |
| Lam Research | Cryo 3.0 + newest Vantex | 2024-07-31 | 3D NAND の深いメモリチャネルを高精度に高速エッチ | 1000-layer に向かうメモリ難題へ直接対応 |
| Lam Research | Aether / Kiyo / Akara / Striker / ALTUS Halo | 2026-03-10 | sub-1nm nanosheet / nanostack と backside power の研究フロー | 個別装置より 装置群として次世代フローを組む 方針が確認できる |
GAA では、線幅縮小だけではなく、
という課題が同時に発生します。
Applied の Viva、Sym3 Z Magnum、Spectral は、これらの課題をまとめて扱っています。
Lam の Akara、ALTUS Halo も同じ戦場にいて、エッチと金属化の両面 から装置提案を出しています。
TEL の Episode 1 / 2 は、接触抵抗や BEOL RC を下げる方向で並走しています。
High-NA EUV になると、露光機の解像度だけでは勝てません。
レジスト塗布・現像での defectivity、薬液管理、トラックの OEE、計測とのつながりがより重要になります。
TEL の LITHIUS Pro DICE は、その意味で 露光機の周辺装置 ではなく、High-NA EUV の量産で欠陥・薬液・生産性を同時管理する装置 と位置づける方が実態に近いです。
この論点は High-NA EUVの量産ボトルネック に分けて整理しています。
材料選定まで含めて確認するなら、High-NA EUVレジスト比較 を並べておくと、track と resist の役割分担を切り分けやすくなります。
3D NAND は層数が増えるほど、深い穴をまっすぐ、速く、再現よく掘ることが難しくなります。
Lam Cryo 3.0 はこの制約を直接狙う装置で、公式発表では
を打ち出しています。
ユーザーが装置を覚えるときは、この装置はどの工程制約を下げるのか で整理すると頭に残ります。
| 技術課題 | 装置 / 会社 | 公開一次情報で確認できるポイント |
|---|---|---|
| High-NA EUV の defectivity とスループット | LITHIUS Pro DICE / TEL | defect 50%以上低減、productive/environmental performance 25%以上向上 |
| GAA nanosheet 表面の平滑化 | Viva / Applied | pure radical treatment で nanosheet 表面を atomic-level precision で平滑化 |
| GAA 用 conductor etch の形状制御 | Sym3 Z Magnum / Applied | angstrom-level 3D trench profile control |
| Cu barrier / seed 形成 | Endura CuBS RF XT PVD / Applied | Copper Barrier/Seed 専用の PVD システムとして明示 |
| Mo へのメタライゼーション移行 | Spectral / Applied、ALTUS Halo / Lam | W の先の低抵抗材料として Mo を前面に出している |
| 3D NAND 深穴エッチ | Cryo 3.0 + Vantex / Lam | 1000-layer に向けた深穴エッチの速度・形状制御 |
| BEOL RC 低減 | Episode 2 / TEL | DMR/QMR による via resistance と capacitance の低減を狙う |
この表の良いところは、会社名 ではなく 壁 で整理できることです。
装置営業、プロセス開発、装置選定、材料評価のどの立場でも、最終的には どの壁を、どの装置と材料の組み合わせで越えるか が本質になります。
装置業界でいう「最新」には2種類あります。
たとえば Sculpta は 2023-2024 の話ですが、angstrom era の pattern shaping という意味ではまだ十分に現在進行形です。
逆に 2026 年発表の装置でも、まだ研究色が強いものは量産インパクトの位置づけが変わります。
このページでは、発表日の新しさ だけでなく、今のスケーリング課題にどれだけ直結しているか で選んでいます。